『同窓会活動への積極的参加を』

フルブライト日本同窓会 会長 文野 千年男(Bunno, Chitoo)

HP用.JPG同窓生の皆様には、ますますご健勝にてご活躍・お過ごしのことと、お慶び申し上げます。平素は同窓会の運営・活動につきまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。ここに同窓会の歴史と使命をあらためて銘記して、引き続き皆様の温かいご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

1.同窓会の歴史と同窓生の活躍
フルブライト同窓生は、1949年~1952年のガリオア・プログラム留学生1,000名、1952年以降の交換留学制度(フルブライトプログラム)以降の留学生7,500名とあわせ総数は8,500名、日本へのフルブライター2,700名を含めると総勢11,200名にのぼります。
同窓会の歴史は、1982年にフルブライトプログラム30周年記念事業の一環として東京をはじめ全国主要地区に地区同窓会を立ち上げたことに始まります。2012年の60周年記念事業を経て、同窓生の高齢化、活動情報の共有等の課題に対応し、地区同窓会の自主性は尊重しつつも日本全体としての同窓会活動のさらなる活性化を図るため、2013年には新会則を制定し、東京地区同窓会である東京フルブライト・アソシエーションとガリオア・フルブライト同窓会全国理事会を一体化した新組織「フルブライト日本同窓会」が発足しました。
留学制度発足以来、今日に至るまで、上記同窓生の中からすでに6名のノーベル賞受賞者が誕生、同窓生の多くは学会、官界、実業界、司法界、言論界、その他芸術分野に至るまで、各界において錚々たる人材として社会に大きく貢献されてきており、日本における留学制度としては、まさに屈指の歴史と輝かしい伝統を誇る存在であると言えましょう。

2.同窓会の目的と活動
フルブライト日本同窓会はその事業目的として「会員相互の親睦をはかり、会員の経験、情報をもとに、より一層の啓発をはかり、日米親善、及び相互理解を増進する」ことを目的とし、事業としては①会員相互の交流、親睦を深める活動②フルブライトグランティーのための募金活動③フルブライトグランティーへの指導・援助④その他、日米相互理解を深めるための活動及び役員会で必要と認めた事業、を掲げております。(会則第3条及び第6条)
具体的活動としては、東京に事務局を設置して、総会・役員会等の諸会議、講演会・交流会・見学会等の開催、ニューズレターや同窓生名簿の発行、チャリティゴルフ大会や募金活動による留学生への支援活動など、これまで様々な啓発・交流・親睦・親善活動を行ってきました。

3.今後の活動計画と課題
同窓会といたしましては、皆様の協力を得て、引き続き上記の事業目的に沿った諸活動を積極的に展開するとともに魅力ある活動を通じて会員相互の交流と親睦を図ってまいりたいと考えます。
また2016年度は日米教育交流振興財団が1986年に創立されて以来30周年、2017年度はフルブライトプログラムが1952年にスタート以来65周年を迎えます。
同窓会では、これまでフルブライトプログラムの歴史の5周年毎に、財団奨学金の募金活動に取り組むとともに、毎年チャリティゴルフ大会を開催して財団への資金協力を行い、それぞれ有意義な成果を上げてまいりました。チャリティゴルフ大会は、2016年10月の「第40回日米フルブライト交流チャリティゴルフ大会」をもって最終回といたしましたが、周年募金活動は財団とも連携しつつ、今後とも継続して取り組んでいきたいと考えます。

4.会員の皆様へのお願い
(1)年会費納入の協力
同窓会活動は会員による年会費収入により支えられています。現在、物故者を除く同窓生約7,000名のうち、同窓会会員としての登録者はその約30%、会費納入協力者は会員登録者のさらに約30%となっており、かつてに比べ若年同窓生数の減少や同窓生の平均年齢の高齢化傾向、また満55歳以上の会員向けの終身会費納入も一段落傾向にあり、会費収入の増強が大きな課題となっております。年会費納入者にはニューズレターの無料送付やイベントの案内、参加費の割引特典等提供しております。
つきましては、未加入の同窓生、特に若手への会員登録の声かけ推進、また既に会員登録されているにもかかわらず、年会費未納の会員に対しは会費納入協力の促進、の2点につき、格別のご尽力・ご支援をよろしくお願いいたします。
(2)募金活動への協力
同窓会では2018年度末までを目標に財団の募金活動に着手、すでに同窓会内に実行委員会を組成し準備に入っております。募金活動を成功させるために、同窓生の皆様ご自身によるご協力はもとより、皆様の幅広いネットワークを活かした企業・団体への募金協力の働きかけ等、財団への募金活動に皆様の温かいご協力をよろしくお願いいたします。
(3)同窓会活動への積極的参加協力
同窓会では、年一回の総会開催、講演会やレセプション等交流行事を行っています。2017年度はフルブライトプログラム発足65周年にもあたります。その他諸活動もより充実したものとしていきたいと考えておりますので、皆様には同窓会活動に積極的に参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。ぜひ沢山の同窓生の参加をお待ち申し上げております。

平成29年2月吉日
文野 千年男 (1968, Columbia University, MA)